アジャイル開発に物申す

昨今、デジタルトランスフォーメーション(DX)の流行とともに、
アジャイル開発という開発手法がもてはやされている感があります。

従来より、SIer業界では「ウォーターフォール開発」という手法が用いられております。
こちらは、エンジニア界隈からは様々な批判がありますが、
やはりプロジェクトのコスト見積もりやプロジェクト管理がしやすいのは確かです。

ところが、最近ではなぜか「アジャイル開発」がもてはやされております。
ちなみに、エンジニア含め勘違いしがちなのが、
アジャイル開発はあくまで「開発手法」であって、決して「プロジェクト管理の手法」ではないことです。

プロジェクトを進めていく上で、特に事業会社様にとって大切なこと。
それは、いかに効率よく目標/目的までなるべく最短距離で走りきるためにプロジェクト管理をするかです。

この際、プロジェクト立ち上げ時にきちんと、「スコープ/コスト/スケジュール」を決め、それらにおける「品質」を決め、プロジェクトの大方針をしっかりと決めた上で、プロジェクト管理、ベンダーコントロールが可能な「ウォーターフォール開発」が最適です。

もちろん、ここらへんの議論は、宗教論争になりがちです。
ですがあえて、事業会社様のDX成功に主眼を置くならば、ウォーターフォール開発をお勧めいたします。

プロジェクト推進戦略、戦術にお悩みの事業会社様はぜひ、一度、弊社にご相談下さい。


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